呼びかけ人
児玉小枝写真家、フォト・ジャーナリスト
1997年の春、線路脇で、「犬(死)」と書かれた貼り紙をして捨てられていた水色のゴミ袋を見つけました。中には赤色の首輪をした、白い大きな犬の亡骸が……。その子との出逢いをきっかけに、それまで目を背けていた現実……、“家族の一員”であるはずのどうぶつたちの命と心が、まるで“ゴミ”のように捨てられ、殺されているというあまりにも残酷な現実に向き合う決意を固めました。そして、その現実を変えるため……彼らの命を守るために、“自分にできること”はなんだろうと考え始めました。
その後、人間に捨てられた子たちが収容され殺処分される施設で“最期の時”を待つどうぶつたちの姿を撮影した写真展「どうぶつたちへのレクイエム」をスタートし、現在に至っています。
これまでの活動を通して実感してきたことは、“真実を伝える”ことによって、人々の意識が変わり、それによって、尊い命が救われるのだということ。
TOKYO ZERO キャンペーンが、日本のどうぶつたちの置かれている現状を一人でも多くの方に知っていただくきっかけとなりますように。そして、知って下さった方たち一人ひとりが、捨てられる命を減らし、捨てられた命を救うための一歩を踏み出していただければ……。そう心から願っています。

物言えぬ犬や猫のために、私たちは声をあげます。
東京五輪が開催される2020年までに、
不幸な犬や猫を「ゼロ」にし、
まずは東京を世界にほこれる「動物福祉先進都市」とするために。
具体的な解決策は3つです。( 詳しく読む)
- ① ペット産業適正化のために「8週齢規制」を早期実施
- ② 捨てられた犬や猫の福祉向上のための「ティアハイム」の設立
- ③ 「保護犬」「保護猫」との出会いを広める
皆さんも、私たちとともに、声をあげてください。
すべての犬や猫が、幸せになれる都市・東京の実現を目指して。