2020.06.22

「真に動物たちを守れる数値規制を!」 小泉環境大臣に要望書を提出

105533792_1545974688900145_1266888854762553916_nTOKYO ZEROキャンペーンは6月19日、真に動物たちを守れる数値規制の実現を求め、小泉進次郎環境大臣に要望書(「犬猫等販売業者における飼養管理基準」に関する要望書)を提出しました。

この日はTOKYO ZEROキャンペーンの呼びかけ人である藤野真紀子さん、宮本亞門さん、とよた真帆さん、蟹瀬誠一さん、門倉健さん(夫人が代理参加)らが参加したほか、女優の浅田美代子さん、エンジン01文化戦略会議の勝間和代さん、鎧塚俊彦さんら計8人が参加。

最初に、代表理事を務める藤野さんが要望書を読み上げ、「8週齢規制とあわせて、犬猫等販売業者の飼養管理状況を確実に改善できる基準が定められなければ、これまでより長く親元にいることになる子犬・子猫の苦しみは長引くことになり、子犬・子猫の適切な社会化や免疫力の向上をはかるという法改正の目的も果たせなくなります。もちろん、繁殖に使われる親犬、親猫たちの動物福祉を向上させるという立法者の意思もないがしろになってしまいます。TOKYO ZEROキャンペーンは、今年4月3日に小泉環境大臣に提出された、超党派の『犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟』による基準案に賛同しています」などと伝えました。

104273230_313581132991331_5856999020684316535_n小泉環境大臣は、参加者らの声に熱心に耳を傾け、最後に「皆さんと共有している思いは、こういった劣悪な環境で動物を飼育しているような業者にレッドカードを出せる、その(ための)運用基準を(作るということ)。これを数値化できるものは数値化をする。必ずしも数値化がなじまないところについても、そこについても実効性のある形で定性的な形を作っていく。今日の皆さんの思いを少しでも反映されるよう努力をしていきたいと思いますので、ぜひ後押しをお願いしたいと思います」などと答えました。

当日は、参加者それぞれが小泉環境大臣に訴えかけました。主な発言は次の通りです(発言順)。

浅田美代子さん:環境省は「根拠のある数値」を出したいという方針だとうかがいました。私も超党派議連のPT(プロジェクトチーム)にいつも参加していましたが、超党派議連の出した数値には根拠があるんです。(獣医師や専門家、業者からのヒアリングによって)そうとうに調べられていて、海外の事例も調べています。根拠のある数値を超党派議連が出していますので、何とか盛り込んでいただけるようよろしくお願い致します。

宮本亞門さん:今日は、進次郎さんにエールを送りに来ました。奥様も活動なさっていますし。犬を飼ってらっしゃいますよね。安倍総理も犬を飼われています。現実として犬や猫がどういう環境で生まれてどのように売られているか、裏がどうなっているのか、かわいいだけではなくて、現実を皆さんに知っていただいて、世界に誇れる先進国になってほしいんです。なんとか事態を変えていただけるよう、環境省に僕は期待しています。これからもエールを送り続けます。

門倉健さん夫人:今日は、こんなに一生懸命聞いていただいて感動しています。期待しております。よろしくお願い致します。

とよた真帆さん:重ねられたケージのなかで糞尿を垂れ流しながら暮らしているのが、ペットショップで売られている子たちの親なのです。ないがしろになっている状況を少しでも改善できたらと、切に思っております。まず、根底をただしてほしい。

鎧塚俊彦さん:しっかりと決めないと規制ができない、規制ができないと罰則が作れない。性善説に基づいて「動物を好きな人に悪い人はいない」ではなくて、しっかり罰則を作り、改善していくべきだと思います。

勝間和代さん:経済的な話を申しますと、なぜ劣悪な業者が存在するかというと「正のインセンティブ」、すなわちお金が儲かるからというインセンティブがあるんです。それに対して「負のインセンティブ」を作らないとこの状況はなおらない。負のインセンティブ、つまり数値規制、そしてそれに違反すれば(業を営む)権限がなくなるという罰則を設けないとなくならない。政府がしっかりと数値規制を設けて、罰則を作らないかぎり、現状は改善しないと思います。

蟹瀬誠一さん:今回、改正法が通った、施行されたということは非常にいいことだと思いますが、法律を作って終わりという傾向があります。しかし、法律を作ったことが始まりなんです。人間の命だけでなく、生物多様性のことも考えて、一緒に暮らす動物の命というものを大切にする、そういうことを皆が実感できるように、数値規制をぜひお願いしたい。

104736095_2642619722646475_7423774066812007880_n数値規制は、昨年6月に行われた動物愛護法の改正により、環境省令で定められることになったものです。厳しい数値規制が実現しなければ、繁殖業者やペットショップのもとで劣悪な飼育環境に苦しむ犬たち、猫たちを救うことはできません。8週齢規制の実現を訴えてきたTOKYO ZEROキャンペーンでは改正動物愛護法が成立して以来、数値規制に関する訴えを続けてきました。

今後、環境省は夏までに素案を提示することを予定しており、遅くとも秋ごろまでには、数値規制の内容が固まります。TOKYO ZEROキャンペーンとしては引き続き、この問題に取り組んでいく予定です。ご支援、ご賛同のほどどうぞよろしくお願い致します。


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