2019.04.08

3・19緊急院内集会報告③与野党17人の国会議員に参加いただきました!

女優の浅田美代子さんやミュージシャンの世良公則さんらの呼びかけで3月19日に開かれた「悪質な繁殖業者やペットショップをもう野放しにしないで! 8週齢規制・各種数値規制・繁殖業の許可制を求める緊急院内集会」には、与野党17人の国会議員の皆さんや、発信力・影響力のある著名人の方が多数参加しました。皆さんの発言を随時ご紹介しています。

3回目となる今回は、国会議員の皆さんのご挨拶を紹介したいと思います。

国会議員の皆さんには、ご来場いただいた際に「犬猫等販売業者への規制強化を求める要望書」をお渡ししています。

要望書では、日本で暮らす犬や猫たちとの真の共生をはかるために、いかに「8週齢規制」「各種の数値規制」「繁殖業の許可制」が必要かを訴え、① 動物愛護法第22条の5にかかわる附則第7条を削除し、8週齢(生後56日)規制を実現すること、②動物愛護法第21条に、国際的な基準を踏まえたうえで犬猫等販売業者について、生涯の繁殖上限回数、繁殖上限年齢、飼育施設の広さ及び高さ、飼養施設内の温度や臭気、管理者1人あたりの飼育可能頭数に関する数値基準を盛り込むこと、③動物愛護法第10条の規制水準を引き上げ、犬及び猫の繁殖業者に関しては許可制とすること――の三つを要望しております。

国会議員の皆さんからご挨拶をいただくにあたり、司会の渡辺眞子さんがこの要望書を読み上げ「国会議員の皆さまにおかれましては、ご挨拶のなかで、こちらの要望書にぜひご賛同のご意志をお示しいただいたうえで、ご意見やお考えをお話しいただければと思います」とお伝えしました。それを受けてのご挨拶を、以下の通りご紹介します。なお基本的にはご発言いただいた順に掲載致しておりますが、途中参加などのため進行の途中でご挨拶いただいたお二方は最後に載せさせていただきました。

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牧原秀樹・衆議院議員(自民):人と動物がともに幸せに暮らしていく、そういう社会に根本的に変えていこうとできたのがこの議員連盟。昨年12月に議連として骨子案をまとめ、各党から意見を募ってきました。おおむね議連でまとめた方向で大きな異論はないのではないか、と思っているところです。(数値規制については)細かい数値まで法律に盛り込むことは難しいのですが、順守基準の具体化をそうとう厳しくはかることで対応したい。いわゆる8週齢の問題については、議連としては、法の本則である『56日』にきちんと依拠しようということで、まとめている段階です。なんとかこれでまとめていきたいということで、全力を尽くしているところでございます。議連としては8週で十分に根拠があると考えている。この問題が、最後の山になると思うので、皆さまの応援を得つつ、私がフロントラインに立って、なんとか実現していきたい。

福島瑞穂・参議院議員(社民):動物愛護法の改正は本当に大詰めになってきました。すさまじく多岐にわたり、一つ一つが重要なテーマです。5年前よりはとにかく前に進めようとやってきました。骨子案の通りに法律が通れば、次にいけると思っています。各党、この骨子案に賛同してほしい。最低限これは当然だという皆さんの声は力強いエール。今国会でとにかく成立するよう、一緒に山を越えていきたい。

泉健太・衆議院議員(国民民主):国民民主党の動物愛護のワーキングチームをちょうど開催していました。殺処分ということで数字にあがってくる以外の、悲惨な、流通過程のなかで亡くなっていく動物たちがたくさんいるのは本当に問題だと思っています。多くの皆様方のご意見をいただき、この骨子をまとめました。皆さまと足並みをそろえてがんばっていきます。

生方幸夫・衆議院議員(立憲):動物愛護法は本当は去年、成立させななければいけなかった。もう1年のびています。我々としてはなんとしても今年の通常国会で、この法律をあげなければいけないと思っています。そのためには各党の協力を得なければいけない。私も個人的には、この骨子案で十分だと思っていません。ブリーダーの許可制を強く主張したのですが、「結果として登録制でも許可制と同じ効果が得られる」という説明があり、私としても妥協した。もう一つ、法律に「動物福祉」という言葉を入れたかったのですけれど、「福祉という言葉は、日本では人間にしか使ったことがない。動物にいきなり福祉という言葉を使うわけにはないかい」という、こういう意見も出るんですよ。それをどう突き破って、動物福祉に進んでいくかというとなかなか難しい。私は、まずこの動愛法を仕上げて、その次に動物福祉基本法というものを日本でも作りたい。動物愛護法のうえに。人間の側からではなく、動物の側からみて福祉はどうあるべきかという法律を、次のステップとして頑張ってやりたいと思っています。

高井崇志・衆議院議員(立憲):要望書にある三つ、8週齢規制・各種数値規制・繁殖業の許可制というのは、いま一番最後まで残っているテーマです。これからすべての議員を説得していかなければいけないという意味では、皆さんに応援していただいて、これをなんとしても実現するために頑張っていきたいと思います。この三つ以外にも、皆さんからいただいた要望を、我々は今回の法案骨子にかなり盛り込んだつもりです。それでもまだ完璧ではなくて、次回に積み残したものもあります。畜産動物の件、実験動物の件などですね。こういったものも次は必ずやるということを、明記する形の法律にしたいと思っております。今回の骨子案で100%とは我々思っていませんけれども、一歩ずつ前進をしていかなければいけないということで作っております。今回、何十時間と議論する過程に、環境省にもずっと入ってもらいました。環境省とも議論を重ねたこと、いろいろなアドバイザーへのヒアリングの過程で現場の実態をすべて環境省に聞いてもらったということは、けっこう大きな意義があったと思っております。これからしっかり法律を作ったとして、実際に運用する際には環境省、自治体と一緒にやっていかないといけません。そこを含め、この法律を作り、実効性あるものにするとお誓いしたいと思います。

田中英之・衆議院議員(自民):今日の集会を、意義のあるものにしていただきたいなと思います。今回、要望されている三つの規制というのは、実はハードルの少し高いところなのかもわかりませんけれども、でもこのハードルの高いところを乗り越えれば、様々な問題が出にくいというふうに思っております。今日は多くの皆さんにおこしいただいています。我々は牧原さん中心ではありますけれども、しっかりと取り組ませていただきたいと思います。

中野洋昌・衆議院議員(公明):公明党のほうで動物愛管理推進委員会の委員長として、この動物愛護の取り組みを議論させていただいております。超党派議連のほうでは、骨子案ということで出しております。皆さまから今回いただいている8週齢、あるいは数値規制、繁殖業の許可制という規制強化の要望については、しっかりと前進をしていくように党内でいま議論をさせていただいております。皆さまと力をあわせて、政策が前に進んでいくよう取り組んでいきます。

小宮山泰子・衆議院議員(国民民主):超党派議連のほうで設立当初から活動させていただいております。とにかく命を守ること、これに尽きるのだと思います。健全な環境を作るために、やはり8週齢、数値を入れた規制という改正案をしっかり守っていきたいと思っています。国民民主党のなかでも動物福祉のワーキングチームを作り、しっかりと進められるようがんばって行きたいと思います。

初鹿明博・衆議院議員(立憲):8週齢規制については、これは当たり前のことと考えています。また繁殖業の許可制については、今回(法改正に)加えられなかったとしても、付則で検討事項に入れるなど、いろいろ工夫はできると思います。少しでも、一歩でも、良いものにできるようにしていきたいというふうに思っております。

木村弥生・衆議院議員(自民):杉本彩さんからいろいろ話をうかがい、むごい動画も見ました。私は看護師であります。物言えぬ小さな者たちの叫びの声を受け止めるのが、政治家の仕事であります。牧原秀樹先生のご指導をいただきながら、私たち自民党も、本当になんとかしなければいけないと力を尽くしているところであります。今日お集まりの皆さまとともに、この問題を共有しながら、解決に向けて頑張って参ります。

堀越啓仁・衆議院議員(立憲):私も議員になる前から、市民活動としてアニマルウェルフェアの活動に参加をしておりました。とりわけ畜産動物関係に関心が高いので、その観点からいえば、今回要望いただいている内容というのは、もう最低の最低の最低レベルです。ここをクリアできなければ、この先のアニマルウェルフェア、日本をワールドスタンダードに引き揚げることなんて絶対にできないと思っています。そのくらいの思いで、今回の集会の趣旨に、全面的に賛同させていただいております。日本が先進国であるために当然必要な規制だと思っておりますので、皆さんと声を一緒にあげていきたいと思います。

串田誠一・衆議院議員(維新):小さいころから、犬や猫がいるところで育ちました。いま飼っている柴犬が、8月2日で10歳になります。人間ほどは長く生きていけません。私のところに来た時、お父さんお母さん、そしてきょうだいから離されて、おどおどしながら人間の社会に入ってきました。いまは、私を幸せにしてくれている。親から引き離され、きょうだいから引き離され、全く自分の知らない世界に入って、そして人間を幸せにしてくれる。そういう仲間である犬や猫たちを親から離せる時期を、1週間でも長くしてあげたい。私は10週でも短いと思う。それなのに、7週がいいとか言って議論していることじたい本当に悲しいです。腹が立ってます。一緒に怒って下さい。

山口和之・参議院議員(維新):議連には入っていないのですけど、議連の先生方の応援に来させていただきました。子どもの頃から犬や猫がおったんですけれども、もらってきたりひろってきたりした犬や猫です。一番の思いは、かわいそうなことしたらダメでしょう、ということです。(集会が要望している三つの規制に)賛成です。

青山大人・衆議院議員(国民民主):国民民主党の中にワーキングチームを立ち上げまして、8週齢規制について、まさにいま環境省と議論をしてきたところです。超党派で力をあわせて、しっかりとやっていきたいと思います。力をあわせてがんばって行きましょう。

三谷英弘・衆議院議員(自民):自民党だからやってくれないだろうというような、決めつけがある部分もあると思うんですけれど、率直に言ってそういうことではなく、人を信じて要望をあげていただきたいと思っております。僕もいろいろなテーマで取り組んでいる課題がありますが、なかなかコンセンサスを作っていくのは難しいです。本当に困っている方からすると、なんでこんなに大事なことが遅々として進まないのといういらだち、あせり、怒りがあります。そういう中で、それでも一歩ずつ進めていこうという努力はさせていただいております。動物の問題は本当に大事だと思っております。日本の法律はたいへん遅れておりまして、だからこそ一歩一歩すすめていこうという努力をする、党派を問わず取り組む、熱い思いの議員が数多くいます。私もしっかりとがんばって行きたいと思います。

務台俊介・衆議院議員(自民):衆議院の環境委員会に属しており、この問題を取り上げたこともあります。まだまだ動物に関しては、日本は先進国に比べて規制が甘いと思います。それが儲かるので、いろんな人が集まっている。ありとあらゆる課題はありますが、ペット、動物への虐待をいかに少なくするか、それは人権の擁護にもつながる問題だと思います。そういう観点でしっかり体系だった議論をしていきたいといふうに思います。しっかり牧原さんと一緒に取り組むことを約束申し上げます。

なお当日は、お時間の都合でご挨拶をいただけませんでしたが、ほかにも大島九州男・参議院議員(国民民主)にご参加いただきました。今回のご報告は以上です。公務でたいへんお忙しいなか、急な集会にもかかわらず駆けつけて下さった国会議員の皆さまには、心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

次回以降は、著名人の方々のご発言などを紹介していきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 


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