2016.04.01

「犬の社会化期」に関する共同研究 協力者募集

TOKYO ZEROキャンペーンはこのたび、東京農業大学農学部の動物介在療法学研究室と共同で、犬の社会化期にまつわる共同研究を実施することになりました。その研究にご協力いただける犬とその飼い主さんを募集致します。

今回の研究は、具体的には、犬とその飼い主さんにおけるオキシトシン濃度の上昇を調べるものです。オキシトシン濃度の上昇は、脳内ドーパミンとリンクしています。つまり、ドーパミン(オキシトシン)が出なければ、犬との暮らしで好ましい出来事は期待できません。そして、このドーパミン神経の発達と犬の社会化期とは密接に関わっているのです。

ドーパミン神経が完成するには、犬種によって異なりますが、少なくとも8週齢(生後56日)までかかるとされています。この間、生まれた環境で適切な社会化をされていなければ、ドーパミン神経の発達は不完全なままになります。そのため、8週齢よりも前に生まれた環境から引き離された犬においては、ドーパミン(オキシトシン)が出にくくなると考えられます。犬とともに暮らしていても、飼い主さんが嫌な思いをすることが多くなる可能性があるということです。

脳内ドーパミンは簡単には測れませんが、オキシトシンは容易に測れます。
そこで今回の研究では、

●8週齢未満(生後56日以前)で生まれた環境から引き離された犬とその飼い主さん
●8週齢以降(生後57日以降)に生まれた環境から引き離された犬とその飼い主さん

それぞれ50組のオキシトシン濃度の上昇幅を計測し、比較検討しようと考えています。

オキシトシン濃度を確認するためには、犬とその飼い主さんの唾液を採取する必要があります。
今回の研究にご協力いただける場合には、東京農業大学から検査キットとお送りしますので、ご自身で犬と飼い主さんのそれぞれの唾液を綿棒で採取いただくことになります。綿棒を口の中に入れておく時間は2分ほどで済みますので、所要時間は全体で30分ほどとなります。
採取いただいた綿棒は冷凍庫で保管いただき、後日東京農業大学の関係者が回収に伺います。

動物愛護法第22条の5(出生後56日を経過しないものについて、販売のため又は販売の用に供するために引き渡し又は展示をしてはならない)の実施を阻んでいる附則第7条(「56日」とあるのは「45日」と読み替えるものとする)は、本則である「56日」を実施するための条件の一つとして「科学的知見のさらなる充実」を求めています。

欧米の動物福祉先進国では常識の「8週(56日)齢規制」を、日本において一日でも早くを実現するために、今回の共同研究は大きな力になります。日本のペットの心身の健康を守るために、皆さんのご協力が必要です。ぜひ、ふるってご応募いただけましたら幸いです。

ご協力いただける方の募集要項は下記の通りです。

★応募条件

(1) 犬の生年月日がわかっていること
(2) 入手先がはっきりしていること
(3) 犬が産まれた環境(ブリーダーのもと)から引き離された年月日がわかっていること
※ペットショップ等で購入されたために引き離された年月日が不明な場合は、そのペットショップまたは血統書に明記されているブリーダーに「出荷日」を問い合わせてみて下さい。
※入手先がシェルターや隣近所の場合、シェルターや隣近所の方に問い合わせてみて下さい。
※どうしてもわからない場合は、入手した年月日でも構いません。
(4) 飼い始めてから3カ月以上経っていること
(5) 東京23区内または神奈川県内の横浜市・相模原市・厚木市にご自宅があり、ご自宅での唾液採取が可能なこと
(6) 検査方法を解説したDVDを検査キットに同封致しますので、DVDを見れる環境をお持ちなこと

★お申込方法

以下のフォームでお申し込み下さい。

共同研究応募フォームはこちら

※なお、応募が多数にのぼった場合には、上記の条件によりあてはまる方から優先して、ご協力をお願いする可能性があります。また、ご応募いただいた内容に不明な箇所等があった際には、メールなどでお問い合わせさせていただく場合があります。どうぞよろしくお願い致します。

【お問合せ先】
FAX:046-270-6260            Email:mo205684@nodai.ac.jp
東京農業大学 太田光明教授


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